小説風…日日是耕田、たこ焼バル徳次郎、バカイゥン@肥後橋

たいこ持ち(人にへつらい、機嫌を取る者)と、
言われる芸人に似たその人は、

私の自宅近くまで、怒ったような顔の、
高級ワゴン車で迎え来た。私はその人が車を持ってる事を、
この日、初めて知った。

「へぇ、これもお母さんに、
買ってもらったの?いくら?」

車に乗るなり、私はダッシュボードに貼られた、
ネズミのシールを見ながら、尋ねた。

「ちょっと姉さん、勘弁してくださいよ」
左手で後頭部をガシガシ掻きながら、

照れて笑う綾部は、
私のことを姉さんと呼ぶ。

もちろん、私達に血縁関係はない。この日は肥後橋にある、
日日是耕田という店を綾部が予約していた。

まだ外は明るい時間なのに、
40席ほどの店内は、ほぼ満席だった。

「ガレージ代は、いくらなの?」
「4万円です」

今度は、素直に答える綾部。
4万円もあれば、アパートが借りれる。

「ほとんど乗らないんすけど、
お母さんが全て払ってくれてるから…」
私はビール、綾部は焼酎スパークリングを、
もらい、乾杯する。

1品目はシェフの気まぐれサラダ。

「何かスポーツしてたの?」
私は、ツナがたっぷりかかったサラダを、

取り分けた。
「僕は、バイクとかモータースポーツが、

好きで、レーシングカートは最近まで、
やってました」

と言い、スマートフォンに保存された、
画像を私に見せる。「これって1台、いくらするの?」
「姉さん今日は、金の話ばかっりするんですね。

1台、100万円くらいですけど、
これを運んだり、保管したりするのに、

またお金がかかるから…」

「でも、全部ママお金でしょ?」
「まぁ、そうなんですけどね」

私はビールのおかわりをもらう。

「いつくらいに結婚してたの?」

思ってたより、ジューシーで、
柔らかな豚の唐揚げを頬張り聞く。

「大学を卒業してすぐに、
結婚して、3年で別れました。

僕なら豚は一度ゆでてから、
揚げますね」

と、かじった豚の断面を見る。 「親と同居だったの?」
豚タンの味噌焼きは、想像通りの、

味と食感だった。
私は豚タンが美味しいと思った事がない。

「同居です。嫁と姑は、
仲良かったんですけど、

僕の姉と合わなかったみたいで…」

「お姉さんから奥さんを、
あなたは守ってあげたの?」

私は三度目の、おかわりをした。「僕は長男で、絶対的な権力があるのに、
なぜ嫁に、気を使わなきゃならないんですか?」

私はこの男、だんだん本性を現してきたと、
豚のステーキを箸でつまみ、肩をすぼめる。

明治、大正、昭和初期の時代なら、
それで良かろう。

でも世は平成なのだ。
長男に生まれたからと言うだけで、

威張っていたんじゃ、
どんな女性と結婚しても、

うまく行くまい。
私達はすぐ近くにある、
たこ焼きバル徳次郎へ移動した。

最初に注文したのは、
タコの代わりに海老と大量のマヨネーズが、

はいった海老ちゃん。

「でも僕は、まだ再婚を諦めた訳じゃないし、
絶対、再婚してみせますとも」

綾部は鼻息を荒げながら、
胸を右こぶしで叩く。

この男の自信はどこから、
来るのだろう?

絶対、無理!私は心の中で、
全否定する。私はソースの味が嫌いなので、
綾部が頼んだソース味のたこ焼きを、

半口だけ食べて残す。 ワインが飲みたいねと、
私達はさらに店を変えた。

バカイゥンという名の、
イタリアンバルは、若者で溢れている。

少し間、立ち飲みテラスで、
赤ワインを飲んでいたら、

「カウンターへどうぞ」
オーナーと思しき人に案内された。

ツナのポテトサラダは、大きめな人参の、
主張が強すぎた。

最近、私は仕事であるマッサージと、
アロマオイルを塗りたくるマッサージを、

お客さんに施しているる間に、
少し痩せた。

見てるよりずっと体力が、
必要な仕事をしてるうち、

ブログを書く時間は、
休息の時間になった。

それも家でパソコンで書いてる時に、そう思うのであって、

こんなバルに来てまで、スマートフォンでブログを書くのは、

せわしないったらない。

それでも私は、綾部の話を聞くふりをして、ブログを書き上げ、

納得がいかないまま、更新のボタンを押す。腕時計を見たら、もう10時だ。

「帰るわ」といとまを告げた。

「姉さん、送って行きますよ」綾部は腰を浮かし、お会計をしに行く。

「大丈夫よ。タクシーで帰るから」私は左手をあげてバイバイをした。

「姉さん、次は東心斎橋にある店に付き合って下さいね」

私はいいよと言う代わりに頭を下げた。

さっき食べたばかりの、鱧とスダチパスタのゲップを出す

今日は小説風に書いてみました

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